どちらも感謝する、感謝の意を表するという意味の動詞であるが、ニュアンスがちょっと違う。
thank
thank は「感謝」に特化した単語と言えます。単に感謝を伝える、謝意を表するという場合には appreciate ではなくthank を使う- 感謝する、謝意を表する、礼を言う、
- She thanked me heartily:彼女は心から私に礼をいった。
- (…を)要求する、もらいたい、ください(通常 willと併用)、
- I will thank you to leave me alone for a moment.:少しの間ひとりにしておいてください。
- (…は)自分の責任である、自業自得である、(…は)せいである
- You may thank yourself for that.:それは自業自得だ
- I have him to thank for the flu.:インフルエンザにかかったのは彼のせいだ。
appreciate
もともと「~を賞賛する」「~の真価を認める」「~を正しく識別する」という意味で、「感謝」の意味で使う場合には感謝の対象となる行為を表すことが不可欠- よさがわかる、真価を認める、(…を)高く評価する
- His genius was at last universally appreciated. :彼の天才はついに一般に認められるに至った.
- 鑑賞する、おもしろく味わう、(的確に)認識する、察知する、識別する、認識する、わかる
- A musician can appreciate small differences in sounds. :音楽家は音のわずかな差異も識別できる.
- 感謝する
- appreciate your kindness.:あなたのやさしさに感謝します。